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[134] Re: 肝臓の病気??なんの病気の可能性があるでしょう??

投稿者: tets 投稿日:2018年12月31日(月)12時45分2秒 ntmygi142099.mygi.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp  通報   返信・引用 > No.133[元記事へ]

> ・後天性門脈シャントのこれまでの治療方針と症例と結果
交通事故などが関係のない自然発生的なものだと、門脈高血圧からくることが多いです。
この場合のシャントはマルチプルといって一か所のシャントではなく、細かな短絡血管がたくさんできます。
マルチプルタイプはもともと門脈高血圧があるので、シャント血管を縛る手術をしても効果がありません。

しかし、先天的な門脈シャントがあって今まで無症状だったものが、加齢とともに症状がでてくる ということもあるそうで、今まで猫では少ない と思われていた門脈シャントがCTやMRIの検査で偶発的にみつかる例が結構な数でるのだそうです。

もしもこのタイプであれば、外科的に結紮で改善の可能性があります。
なので、どこにどれくらいの血管があるのかを診断して 外科的にいくのか、内科的だけでいくのかを決定します。

予後は肝臓の具合とシャント血管の太さでいろいろです。
今かかっている子ですと、外科的に血管を半分縛ったところ臨床症状は著しく改善、しかし、肝臓は育ってくれずアンモニアは高いままです。

早期で肝臓の萎縮が起きる前に外科的処置ができれば、完治もありえますし、肝臓が著しく萎縮してしまった段階では予後はよくない という具合です。



> ・まずはアンモニア数値を下げることが一番と考えていますが、
> 他に優先もしくは併行すべき点があるかどうか。

これはセオリーどうりの 低蛋白食の給餌  腸内細菌のアンモニア合成疎外の工夫( 抗生剤の投与やラクツロースの投与)です。
アンモニアの脳内移行を少なくする薬 というのもありますが、人間では使われるようですが、犬猫ではルーチンで使用はしません。
多分人間だと、異常行動が生活に支障をきたすためだと思います。

一般的ではない私の使っている薬としては腎不全に使用する乳酸菌製剤を使っています。
尿毒症物質を減らす細菌ならば肝性脳症にもよいのでは という考えからです。
また、アンモニアの分解は筋肉で行うので、その際に使用されるアミノ酸を投与しています。
バリン ロイシン イソロイシンといったやつです。

これらがどの程度効くのかはわかりませんが、現在PSSの治療中の患者さんのデータからはきっと効いていると考えています。




> ・生活の中で気をつける点等
> ・その他にアドバイスなどございましたらご教授頂けますと助かります。

イッキ食いをするとアンモニアが急上昇することがあるので少量を何度にもわけて食べさせる。
過度のたんぱく制限は筋肉量を減らし、アンモニアの分解を妨げることになるので、筋肉を維持する量をキープするように心がける といったところでしょうか。


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