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カテゴリ:[ なんでもフリートーク ]


68件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。


[68] 再び「東京人」のこと

投稿者: 佐藤公則(管理者) 投稿日:2017年 6月16日(金)11時26分32秒 123.230.207.57.er.eaccess.ne.jp  通報   返信・引用

 根っからの山育ちのぼくは、「東京の人」は派手な先進文化や生活に囲まれているものと思っていました。大学で東京に出て実際に「東京生まれの人」と付き合うことになり、その時に「東京の人」は思っていたよりも「堅実な生活」を送っていることに驚きました。若者のファッション誌や先進文化に踊らされ、またその担い手となっているのは、意外にも地方出身者の我々ではないのかとその時考えました。これはぼくの単なる思い込みで、その時の印象がずっと抜けきらないでいます。
 考えてみれば、地方出身者及び地方の生活者の生活が堅実ではないとは言えないわけで、ぼくの印象はいい加減なものだと言えば言えそうに思えます。ただどうもぼくら地方出身者には東京人の冷静さに比較してウルトラな部分があるのじゃないかなと、まだ何となくそう思っているところは残っている気がします。
 ぼくは吉本さんに関してはよく分かってはいないのですが、文学的、思想的、あるいは生活上においても破綻がなく、欠点がない人だなあと映って見えます。もちろん表層からしかうかがえないのですが。で、どちらかというと自分は欠点だらけの人間ですから欠点のある人を見てほっとするというところがあります。太宰や宮沢や石川は、共通して生活上の不如意と言いますか、うまくやれないところがあったようにみえます。いずれも生活に比して自分の文学的な格闘を優先させてしまったという印象です。時代的社会的状況のせいかもしれませんが、ぼくはこれをたいした根拠もなく勝手に東北人に結びつけようとしているわけです。さらに縄文人、いわゆる狩猟人の「血」にまで遡ってみるということを直感的なところで考えているのです。もちろんこんなことはぼくの個人的なロマンというだけのことで、たいした意味も何もありませんし、強く主張するわけでもありません。前回も今回も、いってみれば言葉に表出すべきではない部分を出しているのかも知れないので、まあ軽く受け流してもらえればと思います。 




[67] Re 感想について

投稿者: nishiyan 投稿日:2017年 6月13日(火)12時53分24秒 ZG084041.ppp.dion.ne.jp  通報   返信・引用

「宵越しの金は持たない」では生活が成り立たないでしょうから、実際は二重底になっているのでしょうね。つまり、その感性はよく解釈するなら対人的・対外的な振る舞いの願望の美とでもいうのでしょうか。吉本さんは、自己欺瞞や作為を日常生活レベルまで詰めてきた人ですから、わたしはそんなところはないと思います。東京の自分の住む地域というものに対する受容と拒絶の劇も当然あったものと思いますが。また、現在では個々人が背負って来る地域性が均質化されていますから、その地域性の強度は近代ほどではなくなっているように思います。現在では、個々人の背負ってくるそれぞれの家族性が問題になってくるように思います。この件に、直接関係するかどうか分かりませんが、

 「言葉の吉本隆明②」に、新規項目434「味つけ」を新たに追加しました。



[66] Re: 感想

投稿者: 佐藤公則(管理者) 投稿日:2017年 6月11日(日)09時45分24秒 218.231.162.99.eo.eaccess.ne.jp  通報   返信・引用 > No.65[元記事へ]

 感想いただきましてありがとうございます。

 ぼくも、子育てというのは生涯における大事件だったという気がしますね。渦中でとても考えさせられましたし、うまくできたかどうかは分かりませんが、全身全霊をかけてきたんじゃないかと思います。つまり、そこで自己が全存在的に問われるように思われ、現在もまた問われ続けているという気がしています。だから、自分の生涯を通して大事なことは、子育てのほかには2つ3つくらいだと思っています。

 内田さんや、ぼくにとっては武田邦彦さんなんかもそうなんですが、とてもいいことをいってくれているなあとか、鋭い洞察だなあと感心するところも多いのですが、この人たちは失点も多いですよね。何でそんなことをいうの、とか、そこは言わなきゃいいのにと思うようなことを言ったりもします。
 吉本さんという人は、よくよく考えると本当に失点が少ない人だと思います。どんなことに言及していても、きちんとヒットを打って出塁する人という感じです。凡打や三振がありません。ぼくはそんなふうに受けとめてきたと思います。
 偏狭なぼくの視野の中で、吉本さんほど失点が少なく出塁を重ねてきた人というのは見当たりません。唯一無二の人という感じです。
 ただ一つだけ、これは吉本さんに対してと言うよりも東京人に対しての偏見なのですが、「宵越しの金は持たない」などの豪快なことを言いふらしながら、実際には自分の生活はチマチマと守っているところがあって、そこがどうも信用できないと思うところがあります。東北人の文学者、たとえば太宰や宮沢賢治や、石川啄木などを見ると、東京人の言説を丸呑みして、そのあげく、生活を破綻させてしまうほど打ち込んじゃうというところがあったように思います。東京人は同じようなことを言っても、生活だけはきちんと破綻させないように収支をつけるんです。東北人は言ったことに対して過激に打ち込んじゃいます。そこは東北人の「初心さ」と言ってもいいと思いますが、東北人からすれば東京人の「したたかさ」とも感じられるところです。ぼくは一点だけ、吉本さんにもその東京人の資質はあったんじゃないかなと、つまり差異というものをわずかに感じ取る部分ではあります。ここはこれまで公言してこなかった部分で、もしかするとはじめてかも知れませんが、ちょっとだけ触れてみました。



[65] 感想

投稿者: NISHIYAN 投稿日:2017年 6月10日(土)13時06分22秒 ZG084041.ppp.dion.ne.jp  通報   返信・引用

本日の内田樹に関すること、わたしもそう思います。教育に関してそんなことは昔から内田は言っていますが、この状況に追い詰められた内田の切迫感から少し言葉の怪しさを加速しているような気がします。ひとりひとりの具体はどこにいるんだ?という思いが湧きます。

ともかく、戦後の知識人問題や大衆と知識人などなどの論争や批評が、現在にまったく受け継がれていないように見えるのはうんざりします。

昔、吉本さんが自分のなした大きな(だったか?)ことは、子どもを育てたこととかどこかで語られていたとき、若いわたしはちょっとうーん、と疑問に思いましたが、吉本さんは無用な謙遜などされないから、これは本気だったのでしょう。つまり、逆に言うと一般には知識も生活思想も現代的な衣装を身に着けていてもまだまだ未開性を引きずっていますね。



[64] 投稿、ありがとうございます

投稿者: 佐藤公則(管理者) 投稿日:2017年 5月31日(水)16時12分36秒 218.231.162.99.eo.eaccess.ne.jp  通報   返信・引用

 データーベースの追加、ご苦労様です。そしてありがとうございます。何かの時には大いに活用させていただこうと思いますし、ほかの人たちにも何かの形できっと役立つことと思います。また、かねてからこのような試みを個人的にしている人はたくさん隠れているんじゃないかと思ってきました。もちろん少しずつやり方は違うでしょうが、大きな一つの「吉本館」でも出来上がれば面白いでしょうね。これはちょっと言ってみただけです。

 後半部分はぼくの詩を読んで考えたことを言ってくれていましたが、nishiyanさんの思いについては同感です。でも、あいかわらず均衡が破れてゆったりした心を持続できないこともしばしばです。ぼくには年齢相応の成熟なんかやってこないんじゃないかと思うくらいです。心がけてはいるんですがね。なかなかです。



[63] データベースについて

投稿者: nishiyan 投稿日:2017年 5月29日(月)14時40分47秒 ZG084041.ppp.dion.ne.jp  通報   返信・引用

リンク切れが、全部つながってしまったようです。「言葉の吉本隆明①②」を自分でも時々利用してきました。少しでも他の人々にも役立ってくれればいいなと思っています。「言葉の吉本隆明②」だけは、これ大事だなと思い付いたら追加していこうかと考えています。二つ追加しました。

佐藤さんの詩を読んで考えたことですが、追い詰められると、個人でも集団でも殺気立ってきますね。どんなに心優しそうな人でも人を殺してしまうこともあるだろうし。この荒れ果てた状況の中、難しいですが、自分の中に人間や人間世界のあらゆることを包み込みつつ、ゆったりとした心を持つことが大切だねと思っています。



[62] 苦肉の「句」の続き

投稿者: 佐藤公則(管理者) 投稿日:2017年 5月27日(土)15時39分19秒 218.231.162.99.eo.eaccess.ne.jp  通報   返信・引用

新緑の
濡れて明け初む
街の音



[61] (無題)

投稿者: 佐藤公則(管理者) 投稿日:2017年 5月24日(水)15時21分54秒 218.231.162.99.eo.eaccess.ne.jp  通報   返信・引用

 ありがとうございます。山本哲士のことは別にして、「吉本隆明を読む」の試みは貴重なものだと思います。早速いくつかの項目を拝見させていただきましたが、目にしていないものもありました。これからも時々参考に拝見させていただこうと思っています。それにしても本当に「写経」のようですね。ぼくも、一度、「全詩集」を丸ごと写してやろうかと考えたことがあったのですが、はじめる前に断念したという経験を持っています。少しばかりnishiyanさんの試みの経緯を推量できる気がします。これから、さらにリンク切れを張り直す作業も継続されていこうということのようですから、是非がんばってやりきっていただきたいと思います。

 ところで、山本哲士に「党派性」の匂いを感じるということですが、そういうところはあるのかもしれませんね。実際にYouTubeで展開している勉強会みたいな集まりの中で話しているようすなどを見ると、そういう傾向がないこともないのでしょう。しかし、「党派性」というと、ぼくには全体が党派的に見えるものですから、言い出せばきりがないという感じで、要するに自分が何かに寄っかからなければそれでいいと済ましてしまいます。そういうものと絡む場所にもいませんし、絡まれる場所にももちろんいないものですから、あまり気にしていませんでした。もちろん著述の中に「党派性」の匂いが感じ取られれば別ですが、今のところ山本が言う「吉本主義者」の言葉も、ある種苛つきの表現だろうなという感じで聞き流してきました。ぼくはまあそういう感じです。今日はこれで失礼します。



[60] データベースのようなものUPしました

投稿者: nishiyan 投稿日:2017年 5月23日(火)14時49分11秒 ZG084041.ppp.dion.ne.jp  通報   返信・引用

山本哲士に少しこだわったのは、彼が吉本さんの思想を受け継ぐとはっきりと述べているからなのです。誰が言い出したか知らないけど「吉本主義者」、これを自称する人を一人二人ネットを通じて見知っていますが、それはそれでいいと思います。しかし、それを他人に対して投げかけるのは「党派性」の匂いがする、あるいはその萌芽のような気がするからなのです。わたしにとっては、その一事で彼の全著作の芯の部分を測れるのではないかと思うくらいです。

山本哲士は、ウィキペディアで確認したらやっぱり最初は教育が専門だったようですね。吉本さんの教育についての具体性を帯びた考えやイメージは浮かびますが、若い頃読んだイリイチを介した山本哲士と吉本さんの対談集では、彼の教育についてのイメージがどんなだったか思い出せません。そこから国家論など違う道を歩いてきたようですね。佐藤さんが子どもにとっての教育ということの本質に触れて近現代にしぼって取り組まれましたが、もう無理でしょうけど山本哲士にはこの日本の教育を太古から現在まで柳田国男などを潜り抜けてぶっ通してくれたらなあと思うこともあります。

ところで、わたしが昔表現の荷を下ろして表現世界から撤退していた時期に、吉本さんの本は読み続けていたんですが、以下に紹介するホームページに書いているように、「写経」のように本から書き抜いたものがあります。まだリンク切れとか多いけど、誰かの何らかの参考にでもなればとUPしてみました。

FC2無料ホームページ
http:  dbyoshimoto.web.fc2.com/
(※リンク外しのために「http:」の後の「//」を抜いています)



[59] ありがとうございます。

投稿者: 佐藤公則(管理者) 投稿日:2017年 5月22日(月)20時11分35秒 218.231.162.99.eo.eaccess.ne.jp  通報   返信・引用

 インタビュー記事の紹介、ありがとうございます。さっそく読んでみました。おっしゃるとおり全体像が浮かんでくるような話の構成で、わりと分かりやすく編集されていたように思います。
 そうですね。nishiyanさんが言うように、山本哲士に関していえば生活実感というものが話や文章の中には感じられませんね。そういうところはこの人はホントに出さない人なんだなと思います。それで、ぼくとしてはそういうところに関係なくこの人の文章を読んできました。主にイリイチを論じているころから読んできたのですが、どう言えばいいでしょうか、一途に知や思想の探究に努めるあまり、その他は全部捨象したというか、犠牲にしてかまわないと考えているんじゃないかという印象を持ってきました。そうじゃないとあそこまでいろんな思想家の言説を読み込めないだろうという気がしました。そういう意味ではちょっと日本では見られない希有な人かなという感じです。書物の世界が生活世界のような人です。
 nishiyanさんは、「吉本主義者」ということばを口にする山本哲士が嫌いだということですが、ぼくとしてはその言葉はあまり届いてこないし、感情の針も動かないです。だいたいが「吉本主義者」と呼ばれる人たちがどういうものか、またそういう人との接点も皆無です。たぶん山本さんには特定のイメージがあるのだと思いますが、nishiyanさんもぼくも、その埒外ではないでしょうか。ほかにもたくさんの吉本さん好きがいるようですが、どういう人が該当するのかぼくには分かりません。分からないので、関係ないなと、それだけです。
 この人でびっくりすることは、詩を書いているんだということでした。どこかで、詩集を出しているんだと聞きました。別に読んでみたい気もしないのでそのままにしていますが、へえーと思いました。ぼくとしては、山本哲士に関しては、理論的な真摯さや、世界思想の最前線に挑んでいるところに注目しているので、それ以外には興味を持っていません。ただし、理論に関しては一流じゃないのかなと考えています。まあホントは分からないんですけど、自分の中だけの基準、判断ではそういうことになっています。


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